本文へジャンプ

きまぐれハイキング


現在位置:ホーム>横須賀・三浦半島>衣笠城跡から大楠山へ(2)
ここから本文

衣笠城跡から大楠山へ

JR横須賀線衣笠駅→わんぱくの森→衣笠山公園→衣笠城跡→大楠山ハイキングコース(衣笠コ−ス)→大楠山→大楠平→横須賀市しょうぶ園→JR横須賀線衣笠駅

コスモスの花咲く大楠山

写真:大畑橋

間もなく笹の茂る道となり、前方の階段を下りた左手にある横浜横須賀道路に架かる大畑橋を渡ります。渡った先はまた林の間の道となりますが、すぐに舗装路に出るので右に進みます。

写真:大楠山ハイキングコース入口

しばらく進むと舗装路が二俣に分かれています。案内にしたがって右に進もうとすると、たまたま通りがかった工事作業員風のおじさんが、写真の「現場入口」と「矢印」の書いてある看板の間を進みなさい、と教えてくれました。半信半疑で進むと、確かにここが大楠山ハイキングコース(衣笠コース)の入口でした(右側の舗装路を歩いていってもハイキングコースに合流できます)。

写真:大楠山ハイキングコース

前方に見える鉄製の赤錆びた陸橋を右に渡ると、ハイキングコースが少しずつ舗装路から離れていきます。写真のような横木の階段を上ったり、比較的平坦な道を歩いたりしながら少しずつ上っていきます。送電線の下をくぐるときには「ジーッ、ジーッ」という音が聞こえ、なんだか不気味な気分になりました。

写真:塚山公園方面への分岐

やがて、塚山公園との分岐に出ます。この付近で数組のハイカーとすれ違いました。大畑橋からここまでは工事のおじさん以外は人に会わなかったので、大楠山に行くには、塚山公園方面から歩いてくる人が多いんだなあと、合点がいきました。

写真:山頂に続く分岐点

塚山公園方面との分岐点から先に進むと、葉山国際カントリークラブ脇の道となります。ボールよけの金網のトンネル進んでいくと間もなく写真の案内板があります。ここは右手の(階段)方面に進みます。あとひといきで頂上ですが、なかなかどうして、最後の上りの階段はかなりの急角度です。

写真:大楠山頂上広場

大楠山は、標高242メートルで三浦半島の最高峰。頂上は広場になっていて、数組のハイカーが休んでいました。風と日差しが強かったため、私は大楠山ビューハウスで休憩しました。展望台からはまさに360度の展望が楽しめます

写真:大楠平のコスモス
拡大写真

大楠山ビューハウス横の階段を下りてしばらく歩くと、大楠平とよばれる平坦な広場に出ます。ここには国土交通省のレーダー雨量観測所があり、その周りには約5万本のコスモスが植栽されていますが、この日はまだ5分咲きといったところでした。レーダー観測所の向こう側にある展望台からは、近くのゴルフ場や相模湾方面の景観が楽しめます。

写真:塚山公園方面に下りる山道

帰りは相模湾方面に下るコースもありますが、バスで帰ると渋滞が怖いので、塚山公園方面に下りることにします。来るときに通ったゴルフ場脇の道を進み、塚山公園方面の分岐を左に曲がり急な階段を下ります。しばらくするとスギの林とシダ類に囲まれた道となります。

写真:小さな渓谷に架かる橋を渡る

もうしばらく下っていくと小さな渓谷沿いの道となります。写真の橋を渡ると、間もなく横浜横須賀道路が見えてきます。左の階段は阿部倉温泉方面に続く道。右手には簡易トイレがあり、その先のガードをくぐると左が塚山公園方面、右が横須賀市しょうぶ園方面です。どちらにいこうか少し迷いましたが、しょうぶ園方面を目指すことにしました。しょうぶ園までは案内板が完璧に整備されており、道に迷うことはありません。しょうぶ園からはかわいいバスに乗り、衣笠駅に出ました。

各種情報

トイレ
・衣笠山公園、大善寺、大楠山頂上、阿部倉温泉入口
料金
・特になし
所要時間
・約3時間30分
リンク
横須賀市役所>>
横須賀市しょうぶ園>>
ひとこと
9月も中旬となりましたが、今日も30度を越える真夏日です。5万本のコスモスが咲くと聞いて、大楠山に出かけました。大楠山に上るには、大きく分けて4本のコースがありますが、行きは衣笠城跡に寄り、帰りは鉄道を利用したかったので、横須賀市しょうぶ園を経由して衣笠駅に戻りました。
衣笠城跡から大楠山に続くハイキングコースではほとんどハイカーに会うことともなく、女性は一人で行かないほうが無難だと思います。大楠山からの景観はすばらしかったのですが、風が強かったのと、足がかなり疲れていたので、展望台の一番上には上りませんでした。
訪問日
・2004年9月中旬
関連するページ
横須賀花の名所めぐり>>
ナノハナ咲く大楠山>>

ページ|

inserted by FC2 system