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きまぐれハイキング


現在位置:ホーム>丹沢・大山>七沢から日向山と日向薬師へ(2)
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七沢から日向山と日向薬師へ

小田急線本厚木駅→(神奈中バス)→馬場リハビリ入口バス停→七沢観光案内所→七沢城址→広沢寺→大釜弁財天→日向山→日向薬師→薬師林道(関東ふれあいの道)→七沢温泉→レストランセルバジーナ→馬場リハビリ入口バス停→(神奈中バス)→小田急線本厚木駅

日向薬師の田園を歩き、七沢へ

写真:梅林

休憩が終わって下山です。うっそうとした山道を下っていきます。一部ロープが張られているところもありますが、それほど急ではありません。途中ぽっかりと口を開けているのは日向薬師の奥の院。以前はここに虚空菩薩が祭られていましたが、今ではお参りしやすいように、日向薬師の敷地内に移されています。林道に近づくと、右手に昭和50年ごろに整備された梅林があります。

写真:日向薬師境内

梅林の下から林道に出たところは日向薬師の駐車場となっています。ここから日向薬師の境内に入ります。茅葺の本堂はかながわの建築物100選に選ばれており、境内にはハギの花が咲いています。かながわの名木100選に選ばれている幡かけのスギの写真を撮り、またも休憩です。

写真:日向薬師参道の階段

日向薬師は、 かつて日向山霊山寺といわれ、716年頃僧行基によって開創されたと伝えられています。日本三薬師の一つともいわれ、25点の国の重要文化財があります。見学がすんだら正面の階段を下りて進みます。

写真:仁王門のうんぎょう

参道を下っていくと、仁王門があります。1833年に造像されたと考えられている二体の金剛力士像は、右が阿形(あぎょう)、左が吽形(うんぎょう)で、寺を守るため、にらみを効かせています。

写真:日向薬師付近の田園地帯

参道の階段を下りたら日向薬師バス停を通り抜け、田園地帯に入ります。この付近は関東でも指折りのヒガンバナの群生地として知られ、かながわの花の名所100選にも選ばれています。今年は夏の猛暑のため、例年より1週間ほど早く見ごろを向かえ、ほとんど枯れてしまいましたが、ところどころかすかに咲き残っていました。あぜ道に沿って進んでいくと舗装路に出ます。正面には日向山方面が青空の下でくっきりと見えています。舗装路に出たら右に曲がりバスに乗って帰ってもいいのですが、少々歩き足りないので左に進みます。

写真:薬師林道

間もなく林道との分岐に出るので右に進みます。ここは薬師林道とよばれる道で、七沢方面に続いています。先ほど通った日向薬師の駐車場付近からは関東ふれあいの道ともなっています。この林道はずっと舗装されていますが、特別見どころはありません。ただただ道なりに歩いていきます。厚木市と伊勢原市の境界を越えると、道は下りとなります。

写真:薬師林道展望台

さらに林道を進んでいくと、右側に展望台があります。しかし、展望台からは木々が邪魔をして景観は望めません。おそらくこの展望台ができたときはもっと木が低かったのでしょう。そう考えることにして展望台を降りました。

写真:七沢温泉街

やがて人家が見えてきて、右手に道が伸びています。関東ふれあいの道はこちらのようですが、ここは直進して七沢温泉街を歩きます。
温泉街を過ぎてさらに歩いていくと、午前中に通った七沢荘入口の分岐に出ました。そろそろ温泉も終わりというところに来て、どこかでひと汗流したいと思ったところ、目の前にあった七沢温泉盛楽苑に立ち寄り、日帰り入浴を楽しみました。

写真:レストランセルバジーナ

ここからは、午前中に通った道を逆に進んでいきます。県道に出て馬場(ばんば)リハビリ入口バス停手前にあるレストランセルバジーナに立ち寄りました。今年の4月に来たときは「アルトタイプ」のビールを飲んだので、今回は「ケルシュタイプ」のビールを飲みました。いい気分になったところで、本厚木駅行きのバスに乗り、家路につきました。

各種情報

トイレ・東丹沢七沢観光案内所、広沢寺付近駐車場、日向薬師
料金
・バス代は丹沢大山フリーパス外部へのリンクに含まれています。
所要時間
・約3時間30分
リンク
厚木市役所>>
厚木市観光協会>>
飯山観光協会>>
伊勢原市役所>>
伊勢原市観光協会>>
ひとこと
今年の夏は猛暑が続き、ヒガンバナは連年より1週間早く見ごろを迎えました。今回のコースはちょうどお彼岸のころに訪れたため、ヒガンバナはほとんど枯れていましたが、広沢寺付近や日向薬師付近では、秋の里山風景を存分に満喫することができました。
訪問日
・2004年9月下旬
関連するページ
飯山観音から七沢森林公園へ>>

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