JR二宮駅北口を出たらすぐに右に進み線路沿いを歩きます。県道を渡ったら、徳富蘇峰記念館への案内板に沿って住宅街を歩きます。
駅から約15分ほどで徳富蘇峰記念館に到着です。梅園内には約80本のウメが咲きますが、形に特長のある臥竜梅(がりょうばい)は、残念ながらまだつぼみでした。
県道に戻ったら右に曲がり、二宮町生涯学習センターラディアン前の信号を右折します。この付近はもとは県の園芸試験場があったところ。ラディアン駐車場内には園芸試験場の碑があります。その隣には二宮果樹公園があり、ナシの原木などが神奈川県指定天然記念物として保存されています。
ラディアンからバス通りを通って二宮駅へ向かいます。途中、商店街を左に入ると峯尾醤油があります。杉樽を使った昔ながらの製法で醤油作りをしており、直販もしています。
二宮駅前を通り過ぎ、二宮町役場横の階段を上り吾妻山公園に入ります。園内にはアスレチックコースや小動物園、展望台などの施設があります。ツツジやコスモス(花の名所100選)などの名所であり、1月から2月にかけてはナノハナが咲き乱れ、大勢の人が訪れます。展望台からは丹沢の山並みや相模湾が見渡せます。
芝生広場のあずまやのすぐ脇にある階段を下りると、吾妻神社に出ます。神話に登場する英雄、ヤマトタケルノミコトの伝説にちなんだ神社で、二宮町の旧名、吾妻村のもととなった由緒ある神社です。 ヤマトタケルノミコトの伝説:足柄峠>> 腰掛神社>>
吾妻神社の階段を下り舗装道に出たら右に進み、道なりに歩きます。道路沿いにはウメの並木があり、梅沢の梅とよばれています。 やがて道は緩やかに右にカーブします。左右にはりんご園があり、春には白いかれんな花を咲かせます。
りんご園を過ぎたらその先の幼稚園の手前で左前方の道に入ります。畑の間の道を進み、前方の民家の裏手に行くと八重久保横穴墓群の墓穴がぽっかりと口を開けています。
もと来た道を戻り、釜野橋交差点を右折します。町営プールを過ぎ坂を下りると、川匂(かわわ)神社入口の案内板があります。 川匂神社は相模の国の二の宮と位置づけられた歴史ある神社。その社殿は江戸時代のものと推定され、かながわの建築物100選に選定されています。
川匂神社を出たらもと来た道を右の方に進んでいきます。東海道線を越えると間もなく国道1号線にぶつかるので、歩道橋で向こう側に渡ります。この付近は押切坂(かながわの古道50選)とよばれ、旧東海道の一里塚の跡の碑が立っています。