大雄山線大雄山駅を出てすぐ右手のバスターミナルから箱根登山バスに乗り、約10分ほどで矢倉沢バス停につきます。
バスを降りたらすぐ右に歩きます。突き当りを左に曲がり民家の間を進みます。この付近、道がわかりにくいのですが、ほぼ道なりに歩けば大丈夫。
写真の白山神社を過ぎると、周りはミカン畑となります。道はいったん大きく右に曲がり少しずつ上りになります。茶畑が見えたら左斜めの道に入りますが、この上り坂は意外に急。ここを登りきると山道に入ります。
山道はスギやヒノキが多く景観は利きません。黙々と登っていくだけです。途中周りの木がマツに変わるところがありますが、ここまでくるとだいぶ頂上が近づいてきます。尾根のような平らなところも2箇所ほどありました。近くで激しい風の音が聞こえますが、登山道は木に守られているので大丈夫です。
後半は休み休みの登りでしたが何とか頂上に到着(870メートル)。しかし、ここからの富士の眺めはすばらしいのひとこと。疲れはいっぺんに吹き飛びました。 (頂上から見た足柄平野はこちら。)
吹き飛んだといえば風もかなり強く、持ち物が飛ばされないようにするのが大変。手袋をしていないとすぐに手が冷たくなります。昼食のあとに他の登山者からもらった煮込みうどんが絶品でした。
頂上をあとにして登山道を下ります。目指すは足柄万葉公園。前方には足柄の山並みが見えます。しかし、こちらの登山道は雪に覆われていました。アイゼンなど持っていない私は、滑らないように慎重に慎重に降りていきました。
山伏平とよばれる分岐点を過ぎると、ほぼ平坦な尾根道となります。木々の間からお椀を伏せたような矢倉岳がよく見えます。