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きまぐれハイキング


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鎌倉・ハギのある寺めぐり

JR横須賀線北鎌倉駅→浄智寺→亀ヶ谷切通し→岩舟地蔵堂→海蔵寺→浄光明寺→英勝寺→寿福寺→旧川喜多邸→小町通り→八幡宮前交差点→宝戒寺→JR横須賀線鎌倉駅

英勝寺、旧川喜多邸と白萩の寺 宝戒寺

写真:英勝寺通用門

浄光明寺から少し戻って横須賀線沿いに歩き、踏切を渡ります。正面にあるのは、もと太田道灌邸のあったところに建てられた鎌倉唯一の尼寺、英勝寺です。総門は閉ざされているので、通用門から入場します。

写真:英勝寺境内 鐘楼とヒガンバナ

英勝寺には仏殿・唐門・祠堂(しどう・非公開)・鐘楼など、貴重な建築物があります。袴腰という珍しい様式の鐘楼の周りはヒガンバナの群生地となっていますが、花はそろそろ盛りを過ぎていました。
唐門の写真>>

写真:英勝寺のハギ

中庭に入る階段の脇には、やはり花の盛りを過ぎたハギがありました。中庭には竹の寺として知られる報国寺の庭とも見まごうばかりの立派な竹庭があり、竹林の中の散策路をぐるりと歩くことができます。

写真:寿福寺山門

英勝寺を出てすぐ隣にある鎌倉五山第三位の寿福寺に立ち寄ります。ここは北条政子や大佛次郎の墓があることで知られていますが、境内は非公開です。外門をくぐって山門にたどり着き、山門脇のハギが終わっていることを確認したら道路に戻ります。外門のすぐ前にある横須賀線の踏切を渡って先に進みます。

写真:旧川喜多邸の母屋

小町通り方面に向かう住宅街に、日本の映画の発展に尽力した川喜多夫妻の旧宅(旧川喜多邸)があります。通常は非公開ですが、この日は偶然一般公開されていたので中に入りました。低い位置にある建物が母屋で普段の生活に使われた建物です。上段にある建物は哲学者の和辻哲郎宅を移築したもので、海外からの賓客などの宿泊に使われたそうです。

写真:宝戒寺の参道に咲く白ハギ

旧川喜多邸前から小町通りに出て鶴岡八幡宮前を通ります。横大路の突き当りには、鎌倉随一のハギの寺として知られる宝戒寺があります。この寺のハギはほとんどが白ハギで、赤い花はわずかしかありません。境内全体がハギの株で覆いつくされていますがやはり花は咲いていません。参道脇にわずかに残った花が、最盛期のすばらしさを思い起こさせます。
宝戒寺を出たら、小町通りを経由して、鎌倉駅から横須賀線に乗りました。

各種情報

トイレ
・浄智寺、海蔵寺
料金
・寺社により拝観料がかかるところがあります。
所要時間
・約2時間30分
リンク
鉢の木>>
鎌倉市役所>>
(社)鎌倉市観光協会>>
旧川喜多邸>>
(財)川喜多記念映画文化財団>>
ひとこと
三連休の初日。天気予報は思わしくなく、丹沢を諦め鎌倉に行くことにしました。秋の鎌倉といえばハギの花が思い起こされ、ハギのある寺をめぐろうと思いましたが、ハギの最盛期は9月中旬。10月になった今では当然のことながら花はほとんどありません。本当は題名を「鎌倉・ハギの咲く寺めぐり」としたかったのですが、看板に偽りがあるといけないので、苦肉の策として「鎌倉・ハギのある寺めぐり」としました。なお、当ページ作成に当たっては、Hagisanさん作成の萩の花WEB/全国の萩の花情報外部へのリンクの「特集鎌倉の萩」のコーナーを参考にさせていただきました。
訪問日
・2005年10月上旬
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