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きまぐれハイキング


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南郷山から幕山へ

JR湯河原駅→(箱根登山バス)→鍛冶屋バス停→白銀林道→南郷山→幕山→幕山公園→(箱根登山バス)→JR湯河原駅

五郎神社から南郷山を目指す

写真:五郎神社

JR湯河原駅から箱根登山鉄道バス鍛冶屋行きに乗り約10分、終点鍛冶屋で降りると目の前に五郎神社があります。あいにく今日はしっかりとした雨。ここからカッパを着て南郷山(なんごうやま)を目指します。

写真:南郷山入口の案内標識

五郎神社左側の道を歩き始めます。しばらく住宅街の間を歩くとやがて右側に南郷山入口の案内標識があるので、ここを右折し住宅街から農道に入ります。しばらくはずっとミカン畑の間を登っていきます。やがて右側にゴルフ場が見えてきます。「南郷山2700メートル」の案内標識のところを左に曲がるとだんだんと道が細くなってきます。このあたりは平坦な部分と上りの部分の繰り返し。しかし右側のゴルフ場からはプレイをする人の声も聞こえてきます。「南郷山1700メートル」の案内標識のところで大きく右に曲がると傾斜もきつく道もいよいよ細くなってきます。

写真:南郷山山頂

この傾斜を登り切ったところにある舗装道路が白銀林道。ここは右に曲がってしばらく下ります。400メートルほど下ったところで左側にある階段を上ります。道はいよいよ狭く、傾斜も急。雨のためところどころ大変滑りやすくなっているため慎重に上ります。やがて南郷山山頂に到着。ちょっとした広場になっているものの看板のほかは何の設備もありません。晴れていれば真鶴半島が見えるとのことですが、悪天候の今日は景色は望めません。雨のため立ったままおにぎりを食べて出発です。
南郷山をあとにして階段状の道を下ります。この道もかなり狭い上に傾斜も急です。ゆっくり慎重に降りましょう。やがて先ほどの白銀林道に出るので右に曲がって進みます。

しばらく行くと「自鑑水(じかんすい)」への案内標識があります。自鑑水とはその昔源頼朝が石橋山の合戦に敗れ敗走したときに自分の哀れな姿を池に映して自害しようと思ったところとの言い伝えがあります。10分程度で到着できるようですが、今日は悪天候のためこのまま林道を歩いていくことにしました。

幕山頂上から幕山公園へ

写真:幕山山頂

しばらく白銀林道を登っていくと左側に幕山方面への入口があります。この道はよく整備されており道幅も広いので非常に歩きやすいです。傾斜もそれほどきつくありません。やがて幕山山頂に到着です。山頂は小さな広場になっており、昼食には絶好の場所。天気が良ければ360度の展望が楽しめるらしいのですが、雨のためここでも景色は一切楽しめません。また一週15分ほどの周遊コースもあるので時間があれば回ってみたいところです。

写真:幕山の柱状節理

ここからすぐに下りの道に入ります。つづら折りの道をただひたすら下っていきます。時折雲の切れ目から湯河原の町並みを垣間見ることができました。途中の休憩舎も悪天候のため先客でいっぱい。あきらめて休憩を取らずにどんどん下ることに。
やがて、岩肌の露出した柱状節理が見えてきます。ここはロッククライミングのメッカ。そして眼下に幕山公園の梅林が見えてきます。

写真:幕山公園の碑

この梅林に咲くウメは約4,000本。毎年1から3月にかけて、斜面がウメの花で染まり、「梅の宴」が催され大勢の観光客が訪れます。またこの公園にはフィールドアスレチックなどの施設もあり家屋連れでピクニックなどを楽しむこともできます。

幕山公園からは通常ですと新崎川沿いを下り、最初にバスを降りた鍛冶屋バス停から湯河原駅に帰ることになりますが、「梅の宴」開催中は幕山公園から臨時バスが出ているので、これに乗って湯河原駅に出ました。
さて、さがみの小京都と呼ばれる湯河原は温泉も豊富。足湯を楽しむ町営の「独歩の湯外部へのリンク」や、やはり町営の「こごめの湯外部へのリンク」に行くには湯河原駅に出てから不動滝、奥湯河原行きのバスに乗ります。付近には民間の温泉旅館もたくさんあるので、お好みで訪れてみてはいかがでしょうか。

各種情報

トイレ
・五郎神社、幕山公園
料金
・箱根登山鉄道バス 湯河原〜鍛冶屋(10分)190円
・箱根登山バス 幕山公園〜湯河原駅(10分)240円
所要時間
・約3時間30分
リンク
湯河原町役場>>
WEBゆがわら(湯河原温泉観光協会)>>
WEBゆがわらハイキングのページ>>
ひとこと
このところ「ウォーキング」に行くことが多かったのですが、久しぶりに「ハイキング」に行ったという気がします。南郷山頂上まではほとんど登りで、一部狭くてかなり急なところがあり、特に雨の日は注意が必要です。
今回は天候に恵まれず、行程中は常にもやがかかって景色も楽しむことができませんでした。また「自鑑水」への立ち寄りもあきらめ、梅園の写真もほとんどうまく撮れませんでした。またいつか天気の良いときに訪問したいと思います。
訪問日
・2003年2月中旬
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