JR東海道線湯河原駅を降りたら、駅前ロータリーを左に進みます。この通りは商店やレストランなどが集まっているところ。雷神堂というかわいらしい手焼きせんべい店もありました。
県道をそのまま歩くと間もなく国道に突き当たるので左折します。しばらくは右手に海を見ながら国道の左側を歩きます。ボウリング場やレストランなどのほか「むらかみ」という和菓子店などがあります。
吉浜橋を渡ったらすぐ左の階段を下り、橋の下をくぐって海岸に出ます。冬の海岸ですが、サーファーがいい波がくるのを海を見つめながらじっと待っていました。
しばらく砂浜の上を歩いたら、国道をくぐり公衆トイレの横から国道に出ます。国道を少し歩き、緩やかな上り坂を過ぎたら信号を左に入ります。舗装路を進み新幹線のガードをくぐったら左に曲がります。この先も舗装路をゆっくりと上って行きます。カワヅザクラでしょうか、民家の駐車場のサクラが満開でした。
老人ホームの前を過ぎ、しばらく歩くと間もなく五郎神社に到着です。クスノキなどの社叢林が目を引きます。小休止してお参りをすませたらまた歩き始めます。
五郎神社から幕山公園までは、ほぼ一本道。緩やかな上りが続きます。道の両側には野菜畑やミカン畑などがあり、直売所がたくさんあります。
やがて幕山公園に到着します。4,000本ともいわれるウメはまさに今が真っ盛り。満開のウメの下でお弁当を食べる光景があちこちで見られました。
白梅、紅梅、薄桃色に咲くウメ、幕山の南斜面を埋め尽くし、すばらしいとしか言いようがありません。
梅の開花期に併せ「梅の宴」が催されています。人出も大変なもので、出店は大賑わいです。私も中華まんじゅうとちまきのセットを食べました。
また、ここはロッククライミングのメッカとしても知られています。この日も若者たちが果敢に岩肌にアタックしていました。