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きまぐれハイキング


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踊り子歩道と河津七滝

伊豆急行河津駅→バス停水生地下→伊豆の踊り子文学碑→氷室跡→旧天城トンネル→バス停寒天橋→二階滝→平滑の滝→宗太郎園地→河津七滝→河津七滝バス停→伊豆急行河津駅

滝と踊り子

写真:釜滝と柱状節理

休憩舎を過ぎしばらく歩いて河津七滝方面に進む分岐を右に入ります。この先の石段は260段あり、下りといえどもかなりきついです。しかし、下って行くにつれて滝の音がだんだんと近づいてきて、自然と胸も高鳴ります。
小さな橋を渡って目の前に現れたのは河津七滝一番目の「釜滝(かまだる)」。石段を下りて疲れた体もこの滝を見ると何となく疲れがとれる気がします。河津七滝周辺には岩が柱状に規則正しく割れている「柱状節理」が見られます。上の写真の釜滝左側の崖によく現れています。

写真:蛇滝付近の渓谷

釜滝のすぐ下にはエビ滝(えびだる)。そして蛇滝(へびだる)へと続きます。

写真:初景滝
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蛇滝の先、最後の石段を下りると初景滝(しょけいだる)。ここからは舗装された平坦な道となり、いかにも観光地といった雰囲気となります。初景滝の近くに行くと、何となく疲れた体もいやされてきます。

写真:踊り子と学生の石像

初景滝、カニ滝(看板に「この付近」と書いてあったけどどこにあるのかよくわからなかった。)と、周辺に土産物店や温泉宿などのある道を下っていきます。ここまで来るとハイカーだけでなく一般の観光客も大勢います。道ばたにある踊り子と学生の石像はなんだか唐突であり、なんとなく笑えました。

写真:出会滝

出会滝(であいだる)に行くには観光道路から細い道に入ります。二つの渓流が落ち合うことからこの名が付けられたということですが、どれが出会滝なのかよくわからないため事前に写真を確認しておかないと出会えないかもしれません。

大滝
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最後は河津七滝一の規模を誇る「大滝(おおだる)」。この滝は温泉旅館「天城荘」が所有する庭園内にあるため、一般のハイカーは滝の少し手前から見学することになります。ここから下に目をやれば露天風呂に入っているお客さんを見ることもできます。

写真:七滝観光センター

大滝付近には温泉宿が集まっていて日帰り入浴も可能です。ハイキングの疲れはやはり温泉でいやすのが一番ですね。温泉でひと休みしたあとは河津七滝バス停から河津駅までバスを利用します。バス停前にある七滝観光センターでおみやげを探しつつバスを待ちます。センターのすぐ横にトイレもあるので、ここでビールを飲んだ人はしっかりと済ませておきましょう。河津駅まではバスでおよそ24分です。

各種情報

トイレ
・旧天城トンネル天城湯ヶ島側入口、二階滝園地、登尾バス停下の休憩舎脇、河津七滝カニ滝付近、河津七滝駐車場
料金
・東海バス河津駅〜水生地下950円、河津七滝〜河津駅580円
所要時間
・約3時間30分
リンク
伊豆市役所>>
天城観光協会>>
河津観光案内(河津市役所公式サイト)>>
ゆうゆうネット伊豆(伊豆地域観光活性化協会)>>
河津七滝(河津温泉旅館組合)>>
河津七滝ウォッチング(河津七滝観光協会)>>
伊豆の旅・情報ステーション(東海バス公式サイト)>>
伊豆急行公式サイト>>
ひとこと
川端康成、松本清張の小説の舞台となった道を歩き、七滝を鑑賞し、さらに温泉に入っていやされるというぜいたく(?)なコースです。道もほとんどが下りで問題ないでしょう。釜滝手前の石段と、大滝を見学した帰りの天城荘内の石段がきついといえばきついという程度です。
今回の温泉は「七滝温泉ホテル」を利用しました。温泉はほかにもたくさんあるので気に入ったところを利用すればよいでしょう。
健脚の方は寒天橋から御礼杉に寄り道する、また、川端康成が小説を執筆した福田屋旅館のある湯ヶ野まで足をのばすのいいかもしれません。
訪問日
・2002年12月上旬
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河津・バラとハナショウブ>>

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