JR中央線高円寺駅南口を出て駅正面の道の右側をまっすぐ南に進みます。仲澤金物店のある交差点を右に曲がり突き当りを左折すると、高円寺ルック商店街です。40年以上前からにぎわってきた商店街で、昔懐かしいパン屋さんなどもある商店街です。
青梅街道に出たら横断して左折、しばらく直進します。高円寺陸橋下交差点を右折し、しばらく歩きます。右手に梅里公園を見てさらに進み、真盛寺角を右折して、お寺に挟まれた道を歩きます。
正面の修行寺にぶつかったらさらに左折、妙法寺の壁沿いを歩きます。しばらく先を左折すると妙法寺の入り口です。
「堀ノ内のやくよけ祖師」として知られる妙法寺ですが、江戸時代には浅草の浅草寺と並ぶほどの賑わいを見せたとのことです。
妙法寺をあとにして名物の揚げ饅頭を売る清水屋の前を通り環七通りを横断すると、和田帝釈天通りに入ります。ここは古くからの妙法寺への参詣の道。その名のとおり、途中に和田帝釈天の小さなお社があります。
中野通りに出たら右折、十貫坂上交差点の次の信号の交差点を左折すると旧本郷通りです。地下鉄新中野駅の南に位置するこの付近には、古くからの街道が数多く残っています。指差し地蔵や氷川神社を見て中野新橋を右折します。
途中赤い欄干の新橋を渡り、そのまま道なりに直進します。方南通りを横断し、東大付属高校を左手に見ながらさらに直進、六号坂通り交差点を左折して不動通り商店街に入ります。
昔は幡ヶ谷不動尊の参道だったこの通り、下町風の雰囲気を残した活気あふれる商店街です。しばらく行くと左手に幡ヶ谷不動尊が現れます。ここの境内でしばらく休憩とします。 幡ヶ谷不動尊は、正式には荘厳寺といい、不動明王を祭っていることから「幡ヶ谷のお不動さん」と呼ばれて親しまれています。 山手通りを左折して、すぐ先の信号の交差点を横断して住宅街を歩きます。正面には東京都庁の巨大な建物が見えます。
やがて正面に新宿中央公園の緑の森が見えます。左折してしばらく進むとマンションの一階に新宿十二社(じゅうにそう)天然温泉があります。こんな都会のど真中にありながら、食塩重曹泉を含むれっきとした天然の温泉です。
新宿中央公園の一角には十二社(じゅうにそう)熊野神社があります。かつては池や滝を配した景勝地として多くの文人が訪れたとのこと。新宿中央公園でしばし森林浴を楽しみながら、東京都庁前に出ます。ここまでくれば新宿駅はもう目と鼻の先です。