本厚木駅近くの厚木バスセンターから上谷戸行きバスに乗り、広沢寺温泉入口バス停で降ります。バス停で身支度を整えいざ歩き出すとバス停のすぐ先に写真の広場がありましが、一緒にバスを降りた人たちもここで支度をしていました。今日は快晴。ここから左斜め上に続く道を歩きます。
簡易トイレ前を通過して舗装された道を歩いていきます。さっそく正面にこれから登る鐘ヶ岳が見えていますが、ここから見ると名前の由来がよくわかるような気がします。
間もなくバス停鐘ヶ岳前に到着します。バス停のすぐ隣には「せんげんみち」と刻まれた石柱があります。この道は鐘ヶ岳山頂手前にある七沢浅間神社の参道ともなっています。 この先道路が二俣に分かれるので、右下に下る道を進みます(私はここで正面に進んでしまい、だいぶ時間を損失しました。)。ここまで来ると、正面に鐘ヶ岳がくっきりと見えています。
道なりに進んでいくと、鐘ヶ岳登山道入口の階段が現れます。この付近は「トリイバ」とよばれるところで、階段のすぐ右脇が参道の1丁目となっています。
階段を登って鳥居をくぐると山道となります。山道には1丁目から28丁目まで石碑が建っています。石碑には各種の仏様が載っているので、ひとつひとつながめていくのも面白いものです(写真は4丁目の石碑)。
山道はそれほど急ではなく、尾根道歩きといったところが多くなっています。写真の9丁目石碑を過ぎると、道は左にカーブしています。
10丁目からは石柱の上の仏様がなくなります。有名な仏様も10人くらいということなのでしょうか(写真は11丁目の石碑)。
13丁目の石柱前には、左手に上杉定正公正室墓所と書かれた分岐点がありますが、立ち寄らずに先に進みます。
15丁目には石柱のほかに石仏が並んで立っています。18丁目付近では、右手に七沢方面の景観が開けています。
20丁目付近には二組のベンチがあり、目の前に雄大な景色が開けています。左は紅葉の山々、右手にはゴルフ場や、遠く江の島も見えています。 景色がいいので少し早めですがここで昼食としましたが、ちょうど風の通り道となっていて、食事を食べている間にたまらなく寒くなってきました。
昼食が終わったら頂上目指して出発です。22丁目付近まで来ると、登山道脇に紅葉が見えてきます。
階段を登ると27丁目の石碑がありましたが、隣の切り株と並んで斜めになっている様子を見て、なんとなくおかしくなってしまいました。
さて、目の前に長い階段が見えています。一気に登ると息が切れるので、休み休み登っていきますが、上のほうになると階段の幅が靴の長さよりも短く、とても登りにくくなっています。28丁目の石碑を過ぎてもさらに階段は続きます。階段脇で仏様が見守っています。もう少しがんばりましょう。