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きまぐれハイキング


現在位置:ホーム>丹沢・大山>不動尻自然歩道コース(2)
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不動尻自然歩道コース

小田急線本厚木駅→(神奈中バス)→煤ヶ谷バス停→三峰山分岐→清川村リバーランド→林道谷太郎線→谷太郎川マス釣り場→林道終点→山道→不動尻→山ノ神トンネル→広沢寺温泉→七沢温泉→レストランセルバジーナ→馬場リハビリ入口バス停→小田急線本厚木駅

不動尻から七沢温泉へ

写真:土砂の流出した林道

つづら折りの斜めの坂道を上ると、舗装路にぶつかります。過去に大雨で土石流に見舞われたのでしょうか、砂利や木などで舗装路が埋め尽くされています。
ここから正面の坂を上っていく途中、足に違和感を感じました。ふと見ると靴下を数匹のヤマビルがはいずっているではありませんか。靴の中や靴下の中にもヤマビルが入り込み、2箇所ほど血を吸われてしまいました。

写真:不動尻キャンプ場跡地

ヤマビル退治を終えてさらに歩きます。この付近はかつて県立の不動尻キャンプ場だったところ。突き当たりの広場で昼食にしました。
食後に不動滝に行こうと広場に向かって左の道を上りました。川のせせらぎからひんやりとした冷たい空気が流れてきますが、この先に不動滝があるのかよくわからず、すぐに引き返しました。

写真:林道に架かる橋

帰りは舗装路をそのまま下っていきます。「つどいの森」の案内板には付近にすむ動物たちの絵が描かれていますが、中でもなまはげと見まがうばかりのカモシカの絵は秀逸です。煤ヶ谷方面からの合流点を過ぎ、橋を渡ると緩やかな上りとなります。途中右手には名もない立派な滝があり、流れ落ちた水は舗装路の上を横切って谷底へと落ちていきます。

写真:切り立った岩

どんどん舗装路を下っていいきます。路上を一匹のヤマカガシがはっていました。ヤマカガシが写真の切り立った岩のほぼ垂直な斜面を器用に上っていく様子をしばらく観察しました。
さらに舗装路を歩いていくと、時折木々の間から景観が望めます

写真:山ノ神トンネル

間もなく山ノ神トンネルが現れます。中は照明がないので懐中電灯をつけましたが、出口の明かりが見えるので、それほど不安にはなりません。トンネルを出たところは鐘ヶ岳方面からの合流点となっています。

写真:大平石切場跡

さらに舗装路を下ります。林道ゲート付近では、不法投棄防止を呼び掛ける案内放送が繰り返し流れています。その先左手の沢には名水を汲みに来ている人の姿が見られました。さらに歩くと大平石切場と彫られた石碑、棚田の再生事業を行っている場所などがあります。

写真:大沢地区の棚田

マスの養殖場を過ぎると、日向山方面からの合流点となります。左手には美しい棚田が見えています。

写真:七沢温泉方面への分岐点

広沢寺温泉前の工事中の橋を渡り、右手にたんぼを見ながらさらに歩きます。このまま道なりに歩いていけば県道に出ますが、七沢荘の源泉を取る塔が見えたら、その先を右手に入ります。人気のラーメン店「ズンドバー」が見えたら右に曲がり、七沢荘前を通り過ぎたら、その先を右折します。

さがみビール スタウトタイプ

10分ほど歩くと七沢温泉街に到着します。ここで汗を流したら県道に出て、レストランセルバジーナに立ち寄りました。今回はまだ飲んだことのないスタウトタイプのビールを飲み、いい気持ちになったところで馬場リハビリ入口バス停からバスに乗りました。

各種情報

トイレ
・谷太郎川沿い御安心処2ヵ所、不動尻キャンプ場跡地(簡易トイレ)、大沢地区棚田付近
料金
丹沢大山フリーパス外部へのリンクを利用しましたが、上飯山〜煤ヶ谷間は実費(210円)が必要です。
所要時間
・約5時間
リンク
小田急沿線ハイキングガイド>>
厚木市観光協会>>
SELVAGGINS(セルバジーナ)
神奈川中央交通時刻表>>
清川リバーランド>>
ヤマビル研究会>>
ひとこと
本格的なハイキングシーズン到来前に軽い足慣らしをしようということで、急な傾斜のないこのコースを選びました。コースは少々荒れていましたが、川沿いの道を気持ちよく歩くことができます。しかし、最近東丹沢で問題になっているヤマビルの問題は、このコースでも現実のものでした。とはいえ事前に十分な対策をすれば恐れることはありません。
訪問日
・2005年9月上旬

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