JR横須賀線東逗子駅の出口は、大船方面からきた場合はホームの一番後ろ側となります。改札を出るとロータリーに「神武寺・鷹取山ハイキングコース」と書かれた大きな案内板があります。
舗装路を駅から5分ほど歩くと写真のハイキングコース入口があります。右手に入って階段を上っていきましょう。
山道に入ってすぐ、右上に 石造りの常夜燈のようなものがありました。かつてこの参道を歩く人たちのために、夜毎明りがともされたのでしょうか。また、住宅街に近いせいでしょうか、ハイカーたちに混じって飼い犬を連れて散歩をしている人に出会うこともあります。
やがて、京浜急行神武寺駅方面に続く裏参道との分岐点に到着します。この右側にはトイレもありましたが、利用しなかったので中の様子は不明です。分岐点のすぐ先には写真の山門もあります。ここをくぐって先に進みましょう。
山門を過ぎるとすぐに神武寺の広場があります。この広場にはかながわの美林50選の碑や神武寺の歴史などに関する案内板があります。 写真左手は、客殿方面に続く入口(立入り禁止)、正面の崖には「やぐら」もあります。ハイキングコースは右手の階段を上ることになります。
階段を上ると、かながわの名勝50選の碑や、逗子八景の案内板があり、左手には鐘楼、階段下には客殿が見えています。 鐘楼を見学したら先に続く階段を上ると、正面に写真のお地蔵様が並んでいます。
お地蔵様の前から左に続く階段を上ると、左甚五郎作と伝わる朱塗りの山門があります。ここをくぐると、正面に写真の薬師堂、右手にかながわの名木100選に選定された「神武寺のなんじゃもんじゃ(樹種はホルトノキ)」があります。また、周辺にはお堂や石塔の姿も見られます。
薬師堂左手の急な階段を上りますが、これも長くは続きません。ヨットの帆のような形をした石碑のところが峠で、この先は尾根道が続きます。