大型連休初日、三浦半島武山のツツジが見たく、京浜急行津久井浜駅を下りました。改札を出たら右に進みすぐにまた右折し、しばらく歩いてさらに右折、駅の上に架かる橋を渡って道なりに進みます。

老人福祉施設の脇を過ぎ緩やかな上り道を進んでいくと、目の前に広大な農地が広がっています。農家の方が仕事に精を出しています。

正面から右前方には 三浦半島の山々が見え、左方面にはまるで地の果てまで続くのではないかというほどに農地が広がっています。一方、道端には写真のような石造物もあり、古くからある道であることがわかります。

農地の間の緩やかな起伏のある道を歩いていくと、やがて正面に青い小屋が見えてきます。この小屋はいも堀現地案内所。このすぐ右の道を直進します（この付近に円乗院という寺院があるようですが、道がわかりにくいのであえて探しませんでした）。この付近は分岐が多く案内もないため道に迷いやすいところです。

いも堀現地案内所を過ぎたら写真の分岐を右手の「みかん園」と書かれた方面に進みます（私は直進してしまい、大きく時間を損失しました）。

すぐに右前方に進む緩やかな下りとなりますが、左の写真の中央にある白い物置のすぐ手前に生えている巨大なキノコを見つけられたら正解。ここを左に進めば武山ハイキングコースとなります。

みかん園脇の細い道を進むと上りとなり、横須賀市水道局の施設が見えてきます。このすぐ右側から山道が始まります（脇に巨大キノコあり）。

最初のうちは横木の階段のある比較的急な上りですが、すぐに横木の階段のない緩やかな上りとなります。写真は武山方面と三浦富士方面の分岐点で、ここにも巨大なキノコが生えています。

先ほどの分岐点を過ぎると急な階段がありますが、段数はそれほどでもありません。武山不動尊の真っ赤なのぼりが見えてきたら頂上は目の前です。

武山頂上付近はツツジの群生地となっていて、この日はほぼ満開の状態。大勢のハイカーや観光客がツツジを鑑賞したり、ツツジの下でお弁当を広げていました。山頂にある展望台「アゼリアハウス」からは相模湾や横須賀リサーチパークなどが手に取るように見えます。

武山不動尊は浄土宗の寺で、海上からも目立つ山に祭られていることから漁師の信仰も篤かったそうです。お参りを済ませたら展望台脇の道からここにも生えている巨大キノコに別れを告げて三浦富士を目指します。