相鉄線三ツ境駅で北口に降ります。正面に旭区グリーンロードの案内板があるので参考にしましょう。駅から左斜め前方に伸びる道は野境道路といわれ、その昔武蔵野国と相模の国の境だったところ。写真の通り見事な桜並木となっています。この先交通量の多い中原街道を渡り、神奈川県広域水道企業団前を歩きます。
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院前を通過すると追分市民の森マリアンナ口があります。信号を渡って左に進めば瀬谷市民の森となりますが、ここはまっすぐ追分市民の森に入ります。
市民の森に入ると、植林帯の中にまっすぐな道が続いています。最初の分岐も右には曲がらず下川井方面に直進します。
しばらく進むと木にビニールの紐が結ばれ、道の部分に木の枝で「通せんぼ」がしてあります。仕方がないので右にそれて前に進みましたが、紐のところに「スズメバチの巣に注意」と書かれた紙が下がっていました。この中の木でウロの部分がこげている木があったのは、スズメバチの巣を駆除した跡でしょうか。
道路が大きく右にカーブするところに差し掛かると、ここにもスズメバチの巣への注意書きがありました。その先に進んでいくと、木々がなくなり明るいところに出ました。ここからは畑や民家、送電線の鉄塔が見えています。突き当りを右に曲がって舗装路を歩きます。
数件の民家の前を歩いていきます。時折家の間から田んぼと矢指市民の森(やさししみんのもり)の林が見えています。
さらに歩くと、左側に満開のコスモスが見えてきました。休耕田をコスモス畑にして訪れる人の目を楽しませています。
コスモス畑の先には簡易トイレのある広場や矢指市民の森方面への分岐点があります。今回は矢指市民の森には寄らずにまっすぐ進みます。
中原街道の高架の下をくぐって少し進むと、桧山道への分岐点があります。ここを左に入ると、柵の内側にベンチがあったので休憩としました。
ポテトチップスを食べたら桧山道を歩きます。林の中の緩やかな上り道で、右手には小さな池がありました。とはいえ、少し歩くとすぐに出口となります。舗装された道(旧中原街道)に出たら右に進み、その先の大きな交差点を左折して野境道路を歩き、三ツ境駅まで戻ります。
三ツ境駅を越えて南側に降り、三ツ境駅前商店街に入ります。商店街は緩やかな坂道となっています。
道なりにずっと進んでいくと、途中長屋門公園への案内柱がありました。ここは長屋門プロムナードといわれる道で、写真の2ヵ所目の案内柱のところを左折します。
すぐに長屋門公園の入口となります。入口の案内を見ると、この公園はずいぶんと細長いことがわかります。中に入ったら坂を下って右に曲がります。
少し薄暗いせせらぎ沿いの道となります。手前に池があったので少し戻ると二羽のキジバトが急に飛び立ち、ぎくりとしました。先に向かって歩き出すと、5、6羽のコジュケイがちょこまかと歩いているではありませんか。あわててカメラの準備をしている間に次々と小川を飛び越えていってしまい、やっと最後の1羽を写真に収めることができました。
さらにせせらぎ沿いに歩いていきます。向こうから来た小学生に声を掛けると、この先の池でメダカを捕っていたとのこと。この通り沿いには昔使われていた横穴井戸などがあります。
舗装路に出ると立派な長屋門が現れます。内部は歴史体験ゾーンとなっていて、古民家(旧安西家主屋)や文庫蔵などがあります。休憩を兼ねてお茶と長屋門公園銘菓「昔が来た」をいただきました(有料)。 ツワブキの花>>
雑木広場にはあずま屋などがありますが、薄暗い上にほかに誰もいないので少々恐い感じがします。雑木広場を出たら長屋門の前からプロムナードに出て、三ツ境駅まで歩きました。
トイレ 長屋門公園内 料金 ・特になし 所要時間 ・約3時間30分 リンク ・旭区グリーンロード構想>> ・追分市民の森(横浜市公式サイト)>> ・横浜市長屋門公園公式サイト>> ひとこと コスモスの写真を撮ろうと思い、追分市民の森に出かけました。谷戸の休耕田にコスモスの花が満開に咲いている様子を撮影することができました。ここだけでは少々歩き足りないので、三ツ境駅をはさんで反対側にある長屋門公園まで足を運びました。帰りは希望が丘駅に出ようかとも思いましたが、地図を持っていなかったので三ツ境駅に戻りました。 訪問日 ・2005年10月下旬