JR横浜線中山駅の南口を出たら正面の道を進み、信号を渡ったら右に10メートルほど進んでプロムナードに入ります。寺山町公園付近で一般の道と合流しますが、そのまま道なりに進みます
水路沿いの道を進み中山駅から歩いて約15分、四季の森公園北口に突き当たります。ここにある管理事務所で公園に関する予備知識を仕入れておきましょう。
公園に入るとすぐ目の前に大きな池があります。池ではカメたちがのんびり甲羅干し。池の右側の遊歩道のすぐ横にはこんな鳥がいてびっくり。
池の向こう側には芦の原っぱが広がっています。対岸にはカワセミの姿を写真にとらえようとするアマチュアカメラマンとカワセミ見物の人たちで盛り上がっています。カワセミのエサ取り連続技は見事なもの。見ていても飽きることがありません。
しばらく進むと左手にしょうぶ園が現れます。自然の湧き水を利用したしょうぶ園は今が真っ盛り。4,500株といわれるハナショウブたちが見事なまでに咲いていて、私たちを楽しませてくれます。
しょうぶ園から奥へ進むと、広大なあし原湿原が広がっています。さらにその向こう側に緑の森が。太古の昔はどこに行ってもこんな景色が広がっていたのか、などと考えずにはいられません。
やがて道は突き当たり、左に進んでいきます。木々に囲まれ昼でも暗い遊歩道を歩くと、右手にあずまや、その向こうにピクニック広場が見えます。
ピクニック広場付近からさらに進むと突き当たりに不動の滝があります。今は水が流れていない上に危険防止のためかあるいは工事のためか、ビニールシートが張られていたのは何か痛々しい感じがします。
不動の滝の横にある階段を上るとちびっ子広場に出ます。グラウンドのような所ではお年寄りたちがゲートボールのようなスポーツを楽しんでいました。
ここからまた薄暗い道を歩いていきます。途中の分かれ道は右へ進みました。しばらく進むと花木園、炭焼き小屋を経由し、さきほど訪れたしょうぶ園のすぐ脇にある水車小屋の前に出ます。
しょうぶ園の脇にある階段を上り、木々に囲まれた尾根道を歩きます。やがて道が下りとなり展望広場に出ます。天候に恵まれれば展望台からは遠く丹沢の山々が見渡せます。
展望広場の真正面は南口広場。そこには大きな噴水があります。ここから左の方に進んでいきます。
しばらく進むと左手に野外ステージが現れます。展望台裏にあるジャンボすべり台を滑り下りるとこの付近に出てきます。
さらに進むと、子どもたちのための遊具広場やじゃぶじゃぶ池に着きます。真夏ともなれば、元気な子どもたちの歓声が聞こえてきそう。かたわらにはかれんなホタルブクロの花が風に揺れていました。
ふるさとの森方面は割愛しましたが、これでほぼ四季の森公園を一周しました。北口公園に着いたら中山駅目指して歩きます。緑と花と昆虫や鳥たちでいっぱいの四季の森公園にお出かけになってはいかがですか。