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きまぐれハイキング


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三ッ池公園

JR南武線尻手駅→鶴見川→末吉橋→三ツ池公園→三ツ池公園→二つ池→獅子ヶ谷市民の森→車地蔵→横溝屋敷→法隆寺→蓮勝寺→JR横浜線・東急東横線菊名駅

鶴見川堤防から三ッ池公園へ

写真:鶴見川堤防の道

JR南武線尻手(しって)駅を降りたら南武線のガードをくぐり県道川崎町田線を道なりに歩きます。鶴見川に接したところで堤防上の歩行者専用路を歩きましょう。三ツ池公園行くには前方に見える末吉橋を渡ります。

写真:三ツ池公園のサクラ

橋を渡って環状2号線をしばらく歩き、左に折れると三ツ池公園の北門です。三ツ池公園は面積29.7ヘクタールの県立都市公園で、豊かな自然に恵まれ、四季折々にさまざまな花が咲き、野鳥観察や自然観察に最適です。

写真:三ツ池由来の石碑

公園の名前の由来となった三つの池は、江戸時代にかんがい用水として利用されていたもので、園内の石碑にもそのことが記録されています。

写真:三ツ池公園のサクラ

春には公園全体が桜色に染まり、35品種、約1,000本のサクラを楽しむことができます。園内には野球場やテニスコートなどのスポーツ施設のほか、神奈川県と韓国・京畿道(きょんきどう)との友好提携記念し整備されたコリア庭園があります。

二ツ池と獅子ヶ谷市民の森

写真:二ツ池

三ツ池公園を西門から出て鶴見女子高校グラウンドのフェンス沿いを歩き住宅地を抜けると二ツ池に出ます。その名のとおり二つの池から成り、釣りをする人の姿も見られます。

写真:獅子ヶ谷市民の森

二つ池脇、老人ホームとゴルフ練習場に挟まれた坂道を登り、住宅街に入り右側の階段を下ります。この付近一帯の森は獅子ヶ谷市民の森と呼ばれ、豊かな自然が残されています。森の中の階段を登ると視界が開けます。このあたりは鶴見区内でも標高が高いところ。遠くにみなとみらい地区のビル群も見渡せます。しばらく歩いて本覚寺のある四つ角を右折し、急な坂道を下ります。この坂を下りきったところにあるのが車地蔵です。

写真:横溝屋敷

この地蔵は享保3年(1718)年に建立され、この峠を行く人々がお堂の柱に取り付けられた小さな木の車を回す習慣があったことからこの名が付いたといわれています。車地蔵近くにはせせらぎの小径が整備され小川が流れています。

日本三大毘沙門天

写真:横溝屋敷

車地蔵からせせらぎの小径を経由したところにある横溝屋敷。江戸時代の農村の原風景を残す貴重な文化遺産であり、昭和63年に横浜市の有形文化財として指定を受けています。
もう一度峠道を本覚寺まで戻り右折して獅子ヶ谷市民の森沿いに歩きます。その後住宅街を抜けフィッシングセンターやゴルフ練習場の横を通り綱島街道を渡ります。墓地を見ながら細い道に入り階段を下ると法隆寺です。正面の大きなイチョウは横浜市の名木に指定されています。

写真:蓮勝寺

しばらく線路沿いを歩き再び綱島街道を渡ったところにあるのが横浜七福神のひとつである毘沙門天を祭った蓮勝寺。運慶作といわれる毘沙門天像は俗に左利きの毘沙門天ともいわれ、日本三大毘沙門天のひとつに数えられているそうです。
蓮勝寺から菊名駅まではもうすぐそこです。

訪問日
2003年4月上旬

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