山手駅の改札を出たら左手からバス乗り場前を通り、鉄道のガードをくぐり正面に見える細い階段を登ります。しばらく登ると広い道に出ます。正面は横浜国立大学付属横浜小学校。ここから高台の住宅街を歩きます。

まち全体が高台なので眺めがよく、遠くに横浜ベイブリッジを見ることもできます。また外国人居住者も多く、英語の看板も多く見かけます。何となく外国に来たように気分になるかもしれません。

しばらく歩くと左手に緑の美しい広いグランドが現れます。中では外国人の少年たちがサッカーをしています。この先を左に曲がり道なりに進みます。
外国ふうの広い家のが多く、テニスコートでは外国人女性がテニスに興じています。

貝塚通りを進み道が大きくカーブしているところに現れる坂がアメリカ坂です。ここから一気に下っていきます。

アメリカ坂を下り本牧通りを渡って右側すぐの所にある本牧食堂。レトロな雰囲気の看板が何ともいえないいい感じの洋食屋さんです。

本牧食堂前、間門（まかど）小学校入口の路地を入り、小学校に突き当たったら右に折れてすぐまた左に曲がり進みます。坂を下りきると産業道路という大きな通りに出るので左折すると左側が本牧市民公園です。ここから三溪園の旧燈明寺三重塔も見えます。

ここは横浜市の景観風致地区となっており、上海との友好を記念してたてられた湖心亭や陶芸センター、テニスコートなどの施設のほか、蒸気機関車を見学することもできます。

テニスコートそばから本牧市民公園を出たらプールの裏側の道を登り、本牧臨海公園に入ります。ユーモラスなふぐの碑を見てさらに進みましょう。

本牧市民公園には八聖殿郷土資料館という施設もあります。昭和8年に法隆寺夢殿を模して建てられのちに横浜市に寄贈されました。内部にはキリストや釈迦など8人の聖人の像や昔の農機具などが展示されています。

しばらく住宅街を進み三溪園に入りましょう。実業家であり美術愛好家でもある、原三溪が開園した敷地面積18万平方メートルにも及ぶ広大な純日本庭園。園内にある臨春閣や旧燈明寺三重塔などは、重要文化財に指定されているほか、四季折々の花や紅葉名所としても知られています。

三溪園正門から本牧桜道を歩き本牧通りに出ます。ここにあるおしゃれなショッピングタウンがマイカル本牧です。（写真は「百人一朱（閉店との情報あり。未確認）」）

歩くだけでも楽しくなるこのまちには各種店舗や映画館などが集まっています。このまちの中にある和田山口バス停から横浜市営バスに乗り桜木町または横浜駅方面に帰ります。