横浜市営地下鉄三ツ沢上町を出て南側すぐの豊顕寺市民の森（ぶげんじしみんのもり）に入ります。豊顕寺は1536年、後北条氏の家臣で青木城主(現高島台の辺り)となった 多米元興（ためもとおき）が三ツ沢に隠居した際、生国の三河国八名郡多米村（現豊橋市多米町）にあった菩提寺を移したものです。この市民の森はサクラの名所となっており、階段を上っていくと三ツ沢公園に出ます。

豊顕寺市民の森を抜け出た左手に横浜市戦没者慰霊塔があります。ここから坂を下り左に折れると、右手に三ツ沢公園の馬術練習場が見えてきます。サクラの木の下で馬に乗るのは何とも気持ちよさそうなものです。

平沼体育館近くの大きな交差点の歩道橋を越えると、三ツ沢公園の中心部に入ります。公園内は野球場、陸上競技場、テニスコート、Jリーグの試合も行われる球技場などがあります。また、サクラの名所とも知られ、公園内の桜山は花見客で大変なにぎわいをみせます。

三ツ沢公園を通り抜け、「陸上競技場裏」バス停付近から住宅街方面に下っていきます。目印があまりないので道に迷うかもしれませんが、目指すは「裁判所通り」の「峰岡上」バス停です。
もし迷った場合はとりあえず「交通裁判所」を目指します。「峰岡上」バス停は裁判所前バス停の次のバス停です。
峰岡上バス停からは、写真の道を進んでいきます。しばらくすると右側に横浜国立大学のグランドが見えてきます。そのまま進み、横浜新道上の陸橋を渡ります。

陸橋を渡ってしばらく道なりに進んでいくと常盤公園に着きます。保土ヶ谷の富豪であった岡野欣之助氏が所有していた別荘地を公園としたものです。

常磐公園からは細い急坂を下っていきます。大きい通りに出たら信号のある横断歩道を渡り、さらに階段を下っていきます。途中には写真の小さな神社もあります。
国道16号線を横断すると、間もなく相模鉄道線の和田町駅です。

和田町駅横の踏切で相模鉄道線の線路を渡りすぐに左折し道なりに進みます。星川小学校前交差点を右折し道路左側を進み横浜新道入口前信号を左に入ると、県立保土ヶ谷公園横の道になります。

公園内には、高校野球のメッカである保土ヶ谷球場やサッカー場などのスポーツ施設があり、多くの県民に利用されています。
梅園やあじさい園で花を楽しむこともでき、また、音楽、演劇、舞踊等の練習、発表の施設であるかながわアートホールがあります。アートホール前のいこいの広場は散策をしたりお弁当を食べたりするのに最適です。
保土ヶ谷公園からは坂道を下り相模鉄道線星川駅か、少し足をのばして天王町駅から帰ります。