諏訪大社といえばまっさきに思い浮かべるのは御柱(おんばしら)祭です。この地区では歩くたびに御柱との出会いがあります。 まずはJR中央線下諏訪駅から歩きます。振り向くと、駅の庁舎の手前に御柱が立っているのがわかります。 交差点を右に曲がって大社通りを歩きます。右手に見えるお土産店(門前ひろば)の手前に足湯があり、ここにも御柱が立っています。
しばらく歩くと左手に「おんばしらグランドパーク」が見えてきました。ちょっとした広場に注連縄のモニュメントがあります。 ここを左手に進むと旧下諏訪宿ですが、ここは左には進まず道なりに歩きます。
八幡坂とも呼ばれる道を歩きます。写真の建物は古い民家のようですが、個人のお宅なのでしょうか。さらに歩くと諏訪湖オルゴール博物館奏鳴館があります。
かつて諏訪地方は世界一のオルゴール生産地だったそうです。
鳥居をくぐって諏訪大社下社秋宮の境内に入ります。重要文化財の神楽殿は、修理のため拝観できませんでした。せめて写真で雰囲気を味わいます。
神楽殿の裏にはやはり重要文化財の幣拝殿があります。この幣拝殿の周囲には、4本の巨大な御柱が空に向かってまっすぐに立っています。
諏訪大社下社秋宮は、幣拝殿と神楽殿が国の重要文化財に指定されているほか、日本一大きい青銅製の狛犬や「寝入りの杉」などのみどころもあります。宝物殿に向かう途中の小さな祠にまで御柱がありました。
秋宮を出たら旧甲州道中を歩きますが旧甲州道中はすぐに終点となります。写真は旧甲州道中と旧中山道の合流地点の碑。ここから旧中山道となります。
合流点から左に少し進むと時計の博物館である「諏訪湖時の科学館儀象堂」があります。温泉の町だけあってここにも足湯があります。もう一度合流地点まで戻って左に進みましょう。
付近は温泉宿の雰囲気に満ち溢れています。写真は旧本陣。ほかにも低料金で入れる公衆浴場や歴史ある温泉旅館などが並んでいます。