若者でにぎわう華やかな印象のある原宿ですが、原宿駅の駅舎は落ち着いた雰囲気があります。駅を出て横断歩道を渡ったら左に進み、竹下通りを目指します。
竹下通りは若者の熱気で満ち溢れています。アイドルの生写真や奇抜なファッションの店、古着屋などを物珍しそうに見ながら歩きます。
明治通りに突き当たったら右折します。竹下通りとは違った雰囲気の店が並びます。ラフォーレ原宿の前で右折してまっすぐ進み、原宿駅前の横断歩道を渡り、明治神宮方面に進みます。
入口を入ると森に囲まれた参道が延々と続きます。場所柄外国人の観光客も沢山います。途中右手にあるみやげ店を冷やかしてからまた歩きます。各地の酒蔵から贈られた酒樽は圧巻。外国人観光客が物珍しそうに写真を撮っていました。
途中で左に曲がり大鳥居をくぐり突き当りを右折すると写真のところに出ます。手水場で手を清めたら、境内に入ります。
途中にある御苑ではハナショウブの花が見頃を迎えていたようです。加藤清正公が掘ったと伝えられる清正井などの見どころもあるようですが、歩き進むうちに入る機会を逃してしまいました。
明治神宮は言わずと知れた明治天皇をお祭した神社。その森は「日本が世界に誇る人工林」であると聞いたことがあります。社殿手前にある二本のクスノキも非常に印象的です。
社殿に向かって左側から出てその先を左折します。こちらの参道は先ほどと違い、ほとんど歩く人もいません。大きく緩やかに左にカーブして、最初に入った入口のところに出ます。
明治神宮を出たら五輪橋を渡ります。橋の欄干の壁面にはオリンピック競技の浮き彫りが施されています。露店の間を抜けて進むと代々木公園となります。
代々木公園は、東京オリンピックの選手村だったところを公園として整備したところ。東京23区内の都市公園では4番目に広く、森林公園としてのA地区と陸上競技場などのあるB地区とに分かれています。 遊歩道を道なりに歩くとバラ園となり、その先に噴水があります。
噴水が見えたところで左に曲がり、渋谷門方面に進みます。写真の階段を上ると展望デッキとなっており、道路を渡ります。右下にはフリーマーケットの様子が見えています。
階段を下り、ケヤキ並木とレンガの公園通りを歩きます。すぐに右手にNHKホールがあるので、ここを右に曲がって駐車場を横断すると、NHKスタジオパークがあります。 内部ではNHKの歴史やアナウンサー体験、特殊なメガネ不要の立体映像、世界遺産コーナーなどがあり、子供から大人まで楽しめます。大河ドラマ「功名が辻」の衣装を着ての記念撮影コーナーも、記念写真を撮る人で列ができています。
NHKスタジオパークを出たら、時計塔のある渋谷区役所前交差点を曲がり渋谷区役所、渋谷公会堂前を通ります。渋谷税務署先の交差点の角には「2・26事件の碑」があります。 その先、国木田独歩住居跡前を通過して直進し、少し道が細くなったところをさらに直進します。
緩やかな坂道を上ると、正面に観世能楽堂があります。少し左に進んで右に進み、観世能楽堂正面入口前を直進します。
歩行者を優先した意匠の歩道は歩きやすく、好感が持てます。この付近は松濤地区とよばれ、邸宅ともいうべき高級住宅が並んでいます。写真の戸栗美術館前を通過しさらに歩きます。