新交通ゆりかもめに新橋駅から乗り4駅目、芝浦ふ頭駅で降りて歩きます。しばらく歩くと左手にレインボーブリッジが伸びているのがわかります。エレベータで一気に芝裏側アンカレイジ（橋脚を固定する施設）の7階へ。歩き始めてすぐの展望台からお台場が一望できます。

レインボーブリッジの遊歩道は写真のような様子です。ただし道路ではトラックや乗用車が轟音を立てて走り、なんとなく怖い感じ。そそくさと歩いていきます。
中央付近から緩やかな下りとなり、台場側アンカレイジ展望台からお台場の様子が手にとるように見えます。

台場はもともと江戸幕府が黒船の来航に備えて砲台を設置したところ。第六台場は孤島ですが、第三台場は公園として整備され、都民に開放されています。

第三台場からお台場海浜公園の砂浜沿いを歩きます。砂遊びをする家族連れなどがちらほらと見えますが、ここまではお台場といえども人の少ないところ。

しばらく海岸沿いを歩いたら、アクアシティお台場を横切りフジテレビの前に出ます。夏休みということもあり、大勢の観光客で大にぎわいです。

フジテレビ見学を楽しんだあとホテルグランパシフィックメリディアンの前を通り、正面の潮風公園に入ります。東京港トンネルに沈む首都高速湾岸線を超える橋を渡ると、噴水で子どもたちが遊んでいました。

潮風公園をぐるりと回るように歩いていくと、やがて船の科学館に到着。先日海から引き上げられた北朝鮮の工作船の展示もあり、こちらも盛況のようです。

右側には、初の南極観測船宗谷や、青函連絡船として使われていた羊蹄丸も展示されています。

船の科学館からゆりかもめ沿いを歩いていくと、江戸時代をテーマとした温泉テーマパーク、大江戸温泉物語の前に出ます。ここは何もかもが江戸の世界。帳場で料金を支払ったら好みの浴衣を選び、越後屋で受け取ります。浴衣に着替え広小路に出るともうそこは江戸のまち。粋な「臨時の」江戸っ子たちでいっぱいです。中村座の今日の出し物はなんでしょうか。江戸八百八町をひとめぐりしたら、まずは大江戸足湯へ。そのあとは温泉、砂湯、岩盤風呂、あかすり、マッサージ、寿司にそばにお好み焼きにお酒にビール・・・と、お金と時間の許す限り楽しめます。

しばらくお江戸気分を味わったら、青海駅方面に歩きます。パレットタウンはショッピング、レストラン、アミューズメントのまち。まずはヴィーナスフォートに入ってみます。ヨーロッパ風の町並みに、女性のためのおしゃれな店が並んでいます。建物内は薄暗くてなんだか新横浜ラーメン博物館のよう。おじさんにはまるで縁もゆかりもない場所でした。

パレットプラザ（中央屋外広場）をはさんで向かい側にはトヨタの自動車展示場MEGA WEBがあります。なんとなくほっとした気持ちでクルマたちと遊びます。
さて、お台場の旅もここでおしまい。パレットタウンの大観覧車を後ろに眺めながら、青海駅からゆりかもめに乗りました。