小田急線伊勢原駅から神戸(ごうど)行きのバスは1時間に1本しかありません。国道経由伊勢原車庫行きのバスに乗ったので、団地北でバスを降りて国道に出ます。 国道を左折してしばらく歩くと神戸バス停付近となり、その先の比々多信号を右折して交番の脇の道に入ります。
住宅街を歩くと「三ノ宮比々多神社」参道などと彫られた石碑があります。道なりに歩くと東名高速道路が見えてきますが、トンネルの両脇には小さな児童公園であるハイウェイパークいせはらがあります。トンネルを出ると写真の分岐点となるので、ここを右折します。
田園風景の中足を進めると、やがて左に三ノ宮比々多神社があります。大変古い歴史のある神社で、掃除が行き届いた境内は落ち着いた雰囲気に包まれています。時間があれば郷土博物館(有料)に立ち寄るのもよいでしょう。
境内の脇から外に出たら、神社沿いを右に進み、写真の恵泉女学院短期大学の前を通過します(大学のホームページによると、このキャンパスは2005年3月に閉鎖されているとのことです)。
栗原ふれあいの里の案内板などを見ながらそのまままっすぐ歩いていくと、写真の突き当たりになるので左折します。このコースは要所要所に案内板があるので、「高取山・聖峰」方面を目指して歩きます。
間もなく保国寺前となりますが、このまま道なりにまっすぐ進みます。少しずつですが傾斜がだんだんと上りになってきます。
やがて写真の分岐点となります。ここにも案内板があるので大丈夫。右斜め前方に続く道を歩きます。 道路が右にカーブすると、左側に「栗原ふれあい里づくり研究会」のコスモス園の看板がありました。その先の左手には簡易トイレも設置してあります。
季節柄コスモス園にはポピーの花が植えられ、そよそよと風に揺られていました。道が左にカーブすると写真の地点となります。みかん畑の間の上り道を歩いていきます。
上るにつれて少しずつ眺めがよくなってきます。その先の道路左側に写真の山道の入口があります。聖峰までは1.2キロメートルと表示されています。がんばって歩きましょう。
車止めの先は軽トラックが通れるほどの道幅の簡易舗装された道となっています。少し傾斜が緩やかになると土の道となります。
シカ避けの柵を越えると右上に山の神社(やまのかみしゃ)との表示があります。急斜面を10メートルほど登ると、「山の神社」と彫られた石碑がありました。 その先、写真の地点は、「参道九十九曲登り口」となりますが、私は右側の女坂を歩くことにしました。
女坂を歩くこと10数分、聖峰の頂上に到着です。広場の一段小高いところにはお堂が祭られています。手前左手には聖峰の伝説を解説した案内板が立っています。標高300メートルほどの低山ですが、驚くほどすばらしい景観が広がっています。ここでベンチに腰を下ろして昼食とします。