東海道線早川駅は小さな駅。改札はひとつしかありません。駅を出たらロータリーを右に進んで海岸方面に向かいます。

道路左側に早川郵便局がありました。写真のとおり瓦屋根に白壁で、お城風の建物となっています。この先国道に出る手前で右に曲がり、さらに右折して東海道線のガードをくぐります。

ガードをくぐったらその先をすぐに右折します。住宅街添いに歩いていると、左手に早川観音があります。隣接する真福寺には、小田原市の天然記念物に指定されているタブノキ、イトヒバの姿も見られます。

老人福祉施設の間の突き当たりにある久翁寺に立ち寄り、その先の東善院入口前を通過すると写真の場所に到着します。正面には小さなお堂があり、その脇に「石垣山一夜城歴史公園　1,800メートル」と記載された案内板があります。ここを左に曲がってガードをくぐります。

久扇寺を過ぎてすぐ先に左手前に鋭角に曲がる小さな交差点があり、「太閤一夜城址」と書かれた看板がありました。しかし、ここでは左折せずさらに歩くと、写真のところに出ます。

舗装された道を写真の海蔵寺を左手に見ながら歩きます。この寺には、豊臣秀吉の小田原攻めの際に活躍した武将の一人、堀秀政の墓があります。

さて、ミカン畑の間の農道を上っていきます（関白農道）。道路左側には、「石垣山に参陣した武将たち」と銘打って、小田原攻めの際活躍した武将たちの案内板が立っています。歩きながら時折案内板の説明を読んで、しばし歴史のお勉強をしてみましょう（写真は伊達政宗の案内板）。

上るにつれて傾斜も急になってきますが、振り返れば相模湾と三浦半島方面がくっきりと見えています。さらに進めば右手に丹沢の山並みも見えてきます。
ミカン畑と相模湾>>

早川駅から1時間近く歩いたでしょうか。石垣山一夜城歴史公園の入口に到着です。写真の石碑の脇から急な上り道を歩きましょう。