厄除けとして知られる川崎大師平間寺(かわさきだいしへいげんじ)、毎年夏には風鈴市が開かれます。ウォーキングとしての距離は短いのですが、風鈴市の見物に行ってきました。京浜急行川崎駅で大師線に乗り換え川崎大師駅で降り、駅正面から斜めにのびる表参道を歩きます。
表参道には川崎大師名物のくずもち、そば、だるまなどの店がずらりと並んでいます。おみやげ選びに事欠かないけれど、かえって迷ってしまいます。何も買わなくても、冷やかし半分で見て歩くの結構楽しいもの。
間もなく右手、仲見世通りの入口となります。仲見世通りに入るとすぐ、なにやら威勢のいい掛け声と「トントン」という軽快な音が聞こえます。
通りの両側には川崎大師名物、咳き止め飴の店が並んでいます。音の正体は飴を包丁で切る合い間にまな板をたたく音。どちらの店も威勢よく、次々に飴が出来上がります。
この通りにも飴のほかだるまやいろいろなおみやげの店が並んでいます。中でもかわいいパンダだるまは必見です。
間もなく正面に川崎大師の大山門が現れます。堂々としたこの門は1977年の建立です。
山門をくぐると正面に大本堂が現れます。あいにく改修工事のため工事用の壁に覆われていました。
本堂でお参りを済ませた後は、左の方向に進みます。すぐ右手にある不動堂は、成田山新勝寺本尊の分躰・大聖不動明王を祭ったものです。 このほかにも中書院や八角五輪塔などの建物を観て歩きましょう。
境内では風鈴市が開催されていました。全国各地の特産の風鈴が一堂に集められ、即売されています。こうした風鈴をひととおり見て歩くのもまた楽しいものです。らせん状の美しい風鈴を見つめる少女の目がとても印象的でした。