北鎌倉駅に下りたら、とりあえず駅前の円覚寺正門で紅葉を撮影。すぐに引き返して素掘りのトンネルを抜け、線路沿いの道を歩きます。
北鎌倉小瀧美術館や会席料理の店、好々亭入口前、権五郎踏切を越えて先に進みます。突き当りを右に進むと素掘りのトンネルがあり、ここをくぐって左折し、突き当りを右に曲がります。
しばらく歩くと左に小坂小学校、右に北鎌倉美術館があります。ここからさらに先に進みます。
高架の道路をくぐると、すぐ脇に階段があるのでここを上ります。階段の上には供養塔がありました。ここから住宅街を歩きます。
この付近は高野台とよばれる住宅街で、左には大船高等学校の入口があります。いったん大きく右にカーブし、その先今度は左にカーブしたところで右に曲がります。
正面の階段が六国見山(ろっこくけんざん)に続くハイキングコースの入口です。かなり急な階段ですが、それほど段数はありません。上りきってから後を見ると、大船のまちが広がっています。
坂道を上ると左手に神奈川県企業庁の配水地があります。ここから山道となりますが、標柱には六国見山まで約250メートルと書いてあります。
しばらく登っていくと、正面にこんもりとした盛り土のようなものが見えてきます。階段を上ると、ここが六国見山の頂上でした。 頂上には浅間大神と刻まれた石碑や見晴台があるのですが、ウォーキングの団体と保育園の園児たちで座る場所がないほど混み合っています。仕方がないのでここでの昼食を諦め、先に進むことにします。
山頂から数十メートル進んだところに、稚児墓があります。一説によると鎌倉の開拓者、染屋時忠の子の墓とのことですが、詳しいことはわかりません。誰が手向けたか、墓前に真新しい花が供えられています。
さらに山道を歩きます。道はだんだんと下りになりますが、景観は開けず、特に見るべきものはありません。やがて唐突に民家(というより邸宅)の前に出ます。
私はここで大いに道に迷い、今泉台住宅地の方まで行ってしまいました。ハイキングコースから舗装路に出て少し坂を下ったら、すぐに右に曲がります。その先で左折せずに、下の写真のところまで歩きましょう。
最初の民家の前の坂を下ったら、すぐに右に曲がります。その先写真では通行止めのように見えますが、左に細い階段が続いています。階段を下りて大きく右にカーブすると、坂道の横にはツバキが生い茂っています。
住宅街に出たら道なりに下っていくと、写真の交差点で明月院通りに突き当たります(写真は振り返って撮影)。写真左の笹薮には三角形の板切れで、六国見山ハイキングコースの入口であることが案内されています。
明月院方面から六国見山に行く場合にはこの角を左折することになります。立派な案内板はありませんので、笹薮にぶら下がっている三角形の案内板だけが頼りです。
車1台がやっと通れるほどの舗装路を歩いていきます。この道の両側にはあちこちにモミジの紅葉が見られます。明月院前の茅葺の民家の屋根には、イチョウの葉が積もっています。明月院には立ち寄らずに先に進みます。 葉祥明美術館の前の道を歩いていきます。この付近まで来ると観光客の姿も多く、道端の紅葉を楽しみながら歩いています。
鎌倉街道に出たら右に進み、横須賀線の踏切を渡ります。そのすぐ先には鎌倉五山のひとつ、浄智寺がありますが、ここにも立ち寄らずに左側の坂道を上っていきます。
しばらく舗装路を進むとやがて階段となり、山道となります。ここは葛原ヶ岡ハイキングコースであり、この先源氏山へと続いています。
やがて小さな峠のようなところに来ますが、ここに天柱峰と彫られた石碑が立っています。その昔浄智寺の住職が、ここからの景観に感動してこの名がつけられたといわれるところです。