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きまぐれハイキング


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旧街道を歩いて畑宿へ

箱根登山鉄道箱根湯本駅→(箱根登山鉄道バス)→元箱根港→成川美術館→箱根旧街道→権現坂→箱根馬子唄の碑→甘酒茶屋→箱根旧街道資料館→自然探勝道案内図→猿滑坂→見晴し茶屋→橿木坂→西海子坂→畑宿一里塚→畑宿→(箱根登山鉄道バス)→箱根登山鉄道箱根湯本駅

元箱根港バス停から箱根旧街道資料館へ

写真:元箱根の鳥居

箱根湯本駅から箱根登山鉄道バスに乗り、元箱根港で降ります。今年(2004年)の7月からバス停の名前が変わり、箱根登山バスと伊豆箱根鉄道バスの名称が統一されたことは、利用者にとっては朗報といえるでしょう。
バスを降りたら来た道を戻り、右手にある成川美術館に足を運びます。目的は美術館から芦ノ湖越しに見る富士山の姿を写真に収めること。しかし、美術館の敷地に足を踏み入れ後ろを振り向くと、芦ノ湖の向こうに見えるのは雲ばかり。富士山は早々にあきらめ先を急ぎます。

写真:箱根旧街道入口付近

舗装されたゆるやかな坂道を上っていきます。この付近にも歴史の重みを感じさせる立派な杉並木が並んでいます。やがて左にそれ、ケンペルとバーニーの碑の前を通過し、前方の木製の歩道橋を越えて箱根旧街道に入ります。

写真:権現坂

最初に現れる上り坂は、権現坂。左に手に小さな鳥居が見えています。石畳の道は表面が濡れ、とても滑りやすくなっているので、慎重に歩きます。

写真:箱根馬子唄の碑

ゆるやかな坂を少しずつ上っていくと、ちょっとした広場に出ます。左にある石碑は箱根馬子唄の碑。有名な「箱根八里は馬でも越すが・・」の唄が記されています。
この付近から少しずつ下り道となります。天ヶ石坂白水坂を下って、いったん舗装路と交差します。再び旧街道に入り坂道を下っていくと、右手に甘酒茶屋が現れます。

写真:箱根旧街道資料館

甘酒茶屋でお餅とお茶を飲んで休憩します。すぐ隣には茅葺屋根の箱根旧街道資料館があります。ここでは江戸時代の庶民が使った旅行道具や民俗資料などが展示されています。入場料も70円とお安くなっていますので立ち寄ってはいかがでしょうか。

見晴し茶屋でひと休み

写真:自然探勝道案内図

甘酒茶屋を出たら、しばらくの間舗装路と平行に歩き、追込坂の碑のところで舗装路と合流します。その先の舗装路が蛇行しているところで82段の石段を下り、歩道橋を渡ったあと、写真の案内板のところから旧街道に入ります。

写真:猿滑坂

この付近の坂道の脇には猿滑坂の碑があります。先ほど渡った歩道橋付近が当時の坂で、「猿でも簡単には上れずその名がついた。」という記録が残されています。

写真:見晴し茶屋方面への分岐

その後道は緩やかな下りとなります。甘酒橋と書かれた橋を渡りどんどんと進んでいきます。写真の標柱が見えたら、左斜め上の舗装路に続く道を歩きます。あまり人が通らないので草がたくさん生えていますが、数十メートル歩くと舗装路に出ます。

写真:見晴し茶屋

舗装路沿いにしばらく歩くと、右手に見晴し茶屋があります。奥にある座敷に上がると、店の名の通り景観が開けています

写真:見晴し茶屋のとろろそば
拡大写真

歩くのを少し休んでこの店でひと休みしましょう。この茶屋は30年以上続いている店で、姉妹が切り盛りしています。古民具に囲まれた店内で、名物のざるとろろ蕎麦をいただきました。

写真:見晴し茶屋に咲くハナトラノオ

お腹がいっぱいになったので、店を出て再び歩き始めます。見晴し茶屋の駐車場の脇にはハナトラノオの花が咲いています。駐車場の裏側にある急な階段を下りると、再び旧街道に合流します。

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