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きまぐれハイキング


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江の島道と新林公園

JR・小田急線・江ノ電藤沢駅→ファミリー通り→上山本橋→馬喰橋→岩屋不動尊→泉蔵寺→上諏訪神社→密蔵寺→常立寺→龍口寺→本蓮寺→湘南白百合学園→目白山修道院→片瀬山住宅街→片瀬山北公園→新林公園→奥田橋→奥田公園→旧近藤邸→藤沢駅

江の島道を歩く

写真:ファミリー通り

JR藤沢駅の改札を出たら右に進みます。ロータリー正面に見える小田急デパート左手にある細い道は、かつての江の島道で、現在はファミリー通りとよばれる商店街になっています。この道をまっすぐに進みいくつか信号を越えていくと、やがて道は左にカーブし国道にぶつかります。

写真:馬喰橋

国道を横断したら境川に架かる上山本橋を渡り道なりに進みます。道路が緩やかに右にカーブすると、間もなくさきほど渡った境川と平行になります。川に架かる水道管のようパイプには「ウ」が並んでいました。この付近に「馬喰橋(うまくらいばし)」という小さな橋があります。かつて源頼朝が橋のない川にウマの鞍を架けて渡ったという伝説があります。

写真:岩屋不動尊入口

片瀬山住宅地方面に続く道路との交差点を越えてしばらく歩くと、左側に岩屋不動尊入口の石碑があるので、ここを左に曲がります。

写真:岩屋不動尊

途中のY字路は左に進み5分ほど歩くと、左側に岩屋不動尊がありました。ここにある洞窟は弘法大師が修行のために掘ったものといわれ、中には不動尊が祭られています。岩屋不動尊を見学したら、来た道を歩いて江の島道に戻ります。

写真:江の島弁財天道標

しばらく南に向かって歩いていきます。片瀬小学校の脇には江の島弁財天の道標があります。この道標のすぐ隣には、「やとの寺」とも呼ばれる泉蔵寺あります。

写真:上諏訪神社

泉蔵寺を後にしてさらに先に進みます。ところどころに道標のほかにも庚申塔などの石造物があります。道路左手に現れた石段を上ると、養老7年(723年)信州の諏訪大社から勧請された上諏訪神社があります。石段を上った分だけ、江の島方面への眺望も開けています。

写真:密蔵寺前の石造物

次の見どころは鎌倉時代に開山した歴史ある寺、密蔵寺。境内には32体の弘法大師像や愛染かつらの名木などがあります。

写真:江の島弁財天道標

さらに歩いていくと今度は道路右側に江の島弁財天道標を見つけました。その先、道路の上にまで屋根をせり出させている八百屋さんや片瀬公民館の前を歩いていきます。本蓮寺は後ほど寄るので通り過ぎることとし、その次の常立寺(じょうりゅうじ)に立ち寄ります。

写真:常立寺のお地蔵様

両側にウメの花咲く参道を歩いて山門をくぐると、右手に行儀よく並んだ6体のお地蔵さんが参拝者を迎えてくれます。

写真:伝元使塚

また、本堂に向かって左手には青い布が巻かれた五輪塔があります。これは、鎌倉時代に日本に降伏を促すために来日し、龍の口刑場で処刑された5人の元の使者の供養等であるといわれています(伝元使塚)。

写真:常立寺のシダレウメ
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しかし、この寺の最大の見どころは、毎年2月に咲くシダレウメでしょう。観光用のポスターなどにも使われたせいでしょうか、最近はこのお寺の知名度もかなり上がっているようで、ウメの咲く季節の休日ともなると大勢の人でにぎわいます。

龍口寺と湘南白百合学園

写真:片瀬郵便局

常立寺を出て足を進めると、湘南モノレールの江ノ島駅が見えてきますが、その手前のY字路の右手には片瀬郵便局があります。この局舎は昭和5年に造られたもので、「局便郵瀬片」と右から左に書かれた題字が時代を感じさせます。

写真:龍口寺内龍の口刑場跡

Y字路を左に進み国道に出たらさらに左に進みます。この付近の道路には江ノ電も走っていますが、その左側には龍口寺(りゅうこうじ)があります。自動車祈祷所の脇にはその昔日蓮上人が処刑されそうになったとき、閃光が走って難を逃れたといわれる龍の口刑場跡があります。

写真:龍口寺

仁王門、大山門をくぐり、龍口寺の境内に入ります。境内は随所にツバキが植えられ、かながわの花の名所100選に指定されています。後方にある五重塔は神奈川県内唯一の本式木造五重塔で、大本堂とともにかながわの建築物100選に選定されています。

写真:龍口寺内仏舎利塔

五重塔前を通り七面堂を経由して、仏舎利塔へと足を進めます。展望台から正面には江の島が見えますが、マンションなどが立ち並び景観は今ひとつです。

写真:本蓮寺

龍口寺を出たら江の島道に戻り、常立寺前を通過してY字路を右に進みます。先ほど飛ばした本連寺はまるで料亭のようにきれいに整備された庭が印象的でした。徳川家の葵の紋を打った山門もお見逃しなく。

写真:住宅街を歩く

本連寺を出たら、住宅街を右へ、左へと交互に進んでいきます。写真のコンクリートで固められた崖に突き当たったら左に進み、その先の突き当たりは川沿いの道を右へ進みます。

写真:湘南白百合学園

すぐに左手に見える門は、湘南白百合学園の通用門です。湘南白百合学園の敷地である竹藪や林を左に見ながら川沿いの坂道を上って目白山修道院前を通過し、片瀬山の住宅街に出ます。ここは迷わずまっすぐに進みます。

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