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きまぐれハイキング


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ライトアップ江の島

小田急線片瀬江ノ島駅→江の島弁天橋→杉山検校の墓→群猿奉賽像庚申塔→江島神社(奥津宮)→稚児ヶ淵→江の島岩屋→恋人の丘「龍恋の鐘」→江の島サムエル・コッキング苑→江の島展望灯台→江島神社(中津宮)→みどりの広場→江島神社(辺津宮)→湘南港(江の島ヨットハーバー)→江の島弁天橋→小田急線片瀬江の島駅

夕暮れ迫る江の島

写真:小田急線片瀬江の島駅

毎年クリスマスの季節になると江の島では各施設をライトアップする行事を行っています。今日は写真撮影とウォーキングを兼ねて出かけてみました。まるで龍宮城のような小田急線片瀬江ノ島駅に降り立ったのは午後3時半頃でした。

写真:弁天橋

片瀬江ノ島駅のすぐ目の前にある弁天橋を渡ります。この橋はかながわの橋100選にも選定されていて、橋の上から右を見れば境川の河口と江の島が見えます。

写真:名勝・史蹟江ノ島の碑

地下道をくぐると江の島弁天橋となります。橋の左側には2001年に建てられた江島神社御鎮座記念龍灯篭(えのしまじんじゃごちんざきねんりゅうとうろう)、その先の右手には写真の「名勝史蹟江ノ島」の碑があります。

写真:江の島弁天橋

江の島弁天橋を歩いて渡ります。前方右手にはこの12月に開業したばかりの温泉施設、「江の島アイランドスバ えのすぱ」が見えています。江の島にも夕暮れが迫ってきました。右前方の海上には 雲の隙間から夕陽が差し込んでいるのが見えています

写真:青銅の鳥居

江の島弁天橋を渡ると、正面に青銅の鳥居があります。この鳥居は文政4年(1821年)に再建されたもので江戸時代の信仰の広さを今に伝えています。この先の参道両側には土産物店が並び、観光地らしい雰囲気となっています。

写真:江島神社の鳥居

参道を通り過ぎると、正面に江島神社(えのしまじんじゃ)の真っ赤な鳥居があり、その奥には門があります。ここは正面の神社へと続く階段や左の中津宮等へ続く道には進まず、右へ進むこととしました。

江の島史跡めぐり

写真:杉山検校の墓

右に進んですぐ橋をくぐり、その先の右下の墓地に進みます。ここには江戸時代の鍼灸師、杉山検校(けんぎょう)の墓があります。杉山検校は五代将軍徳川綱吉の病気を治しましたが、そのときは江の島弁財天から授かった術を使ったと伝えられています。

写真:かながわの美林50選案内柱付近の道

元の道に戻り先に進みます。左側には江島神社社有地の森が続いています。もうしばらく先の右側に「かながわの美林50選江ノ島の森」の案内柱がありました。歩き進むにつれ、右側にはところどころ 藤沢のまちが見えるところがあります

写真:群猿奉賽像庚申塔

しばらく歩いていくと、やがて丁字路となり、向こう側に庚申塔がありました。この庚申塔は群猿奉賽像庚申塔(ぐんえんほうさいぞうこうしんとう)といわれ、烏帽子姿で舞うサルや綱渡りをするサルなど36匹のサルたちが描かれています。

写真:江島神社(奥津宮)

庚申塔から右に進み、階段を上って足を進めます。平坦なところに出ると江島神社奥津宮となります。源頼朝が寄進したといわれる鳥居は台風の被害に遭い、修理中でした。

写真:力石と亀石

鳥居をくぐって右を見ると、ふたつの大きな石があります。奥にあるのは亀石。別名「蔵六石」ともいわれ、「弁秀堂」という人物が奉納した写経を置いたといわれています。左手にあるのは力石で、江戸時代に日本一の力持ちといわれた「卯之助」が奉納したものです。近くに書かれた「持ち上げないでください」といった趣旨の注意書きがなんとなく笑えます。さらに左側奥には、江の島にちなんだ筝曲家、 山田検校の座像があります

写真:八方睨みの亀

江島神社の神門の天井には「八方睨みの亀」といわれるカメが描かれています。江戸時代の画家酒井抱一の作品で、まるで八方を見ているように見える不思議な絵です。

写真:夕陽

急な階段を下っていくと、正面に海が見えてきました。ちょうど夕陽が沈むところで、しばらくの間美しい夕焼けを鑑賞しました。

写真:かながわの景勝50選の碑

この下にある平らな海食台地は稚児ヶ淵といわれ、関東大震災のときに隆起したものです。かながわの景勝50選にも数えら、釣りの名所ともなっています。この日は波が高く立ち入り禁止となっていたため、稚児ヶ淵に降り立つことはできませんでした。

写真:江の島岩屋内部

この先の通路を進んでいくと、江の島の岩屋があります。通常は500円の入場料がかかりますが、今日は特別に午後5時から無料で入場できます。岩屋は第一岩屋と第二岩屋があり、江の島の成り立ちや海食洞の解説のほか、石像などが並んでいます。ただし、午後5時からの特別公開のため、第二岩屋は公開されていませんでした。

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