御殿場線上大井駅を降りるとロータリーに上大井駅開設50周年記念碑があります。今回は駅前を左に進み、理髪店の前を通って「酒匂川・足柄大橋コース」を歩きます。

駅から数分のところに上大井踏切があります。ハイキングコースは踏切を渡ってすぐに左ですが、ここはしばらく直進して住宅街を歩きます。

突き当りを左折してしばらく歩くと右手に寛政年間（1789〜1801） 創業の井上酒造があります。ここで作られている「箱根山」はヨーロッパへの輸出向けとして登録商標されたものです。お酒を買おうと中に入ると酒作りに利用している水を勧められるままに飲ませてもらいました。

井上酒造を出たら、いったん先ほどの踏切まで歩いて「酒匂川・足柄大橋コース」に戻ります。住宅街にある大通寺や等覚院などの寺院の前を歩きます。
とろでこのコースには、要所要所に写真の案内板があるので、迷うことなく安心して歩くことができます。

上大井自治会館前を通過し、川のようにも見える農業用用水路である酒匂堰を渡り、しばらく歩くと突き当たりに三嶋神社があります。ここの境内の一角には、かながわの名木100選にも選ばれている三嶋神社のムクノキがありました。

三嶋神社を出たらバス通りを南に歩き、栢山入口バス停前で右折します。その先の国道255号線を横断し、しばらく歩くと道路右手に写真の道祖神がありました。刀剣の店の前を直進し住宅街を左にカーブします。

住宅街にある真福寺を左に見ながら歩いていきます。交通量の多い道が見えたら右に曲がると、右側に写真の「トマトハウス」があります。ここを通過し親水施設のある用水路を渡ると大きな通りに出ますが、ここは横断できないのですぐ近くの信号で横断します。

NEC湘南テクニカルセンターを右手に見ながら歩いていくと、、やがて酒匂川の堤防となります。左に酒匂川、右に松並木を眺めながら、堤防上の道を歩いていきます。川の向こうには矢倉岳、そしてその向こうに富士山が見えていますが、歩き進むにつれ二つの山が重なって見えるところがあります。

右側に見える学校は県立の大井高等学校ですが、堤防のすぐ下に真新しいあずまやがあったので下りてみました。すぐ脇には水神様があり、酒匂川の治水と水神様にまつわる説明がありました。

再び堤防を歩いていくと、右手に一面に咲くナノハナが見えてきました。ひょうたん池を中心に広がるナノハナ畑には親子連れなどが訪れ、かくれんぼをして遊んでいます。

ナノハナ畑から堤防に戻ると、酒匂川左岸用水完成記念碑があります。左岸、右岸は川の上流から見て区別します。ここからさらに堤防の上を北に向かって歩きます。

わかもと製薬の工場を過ぎると、県道78号線に架かる足柄大橋の下に来ます。橋の欄干にはクマにまたがった金太郎の像が、道行く車を見つめています。
「酒匂川・足柄大橋コース」はここで右に曲がって御殿場線相模金子駅方面に進みますが、今回は橋をくぐってさらに先に進みます。